2014年8月30日土曜日

【メモ】Surface2タッチカバーでのファンクションキー利用について

Surface2のタッチカバーでファンクションキーを使いたいときってどうすればいいのかよく分かんなかったんですが、よく考えてみれば、『カタカナ・ひらがな/ローマ字』キーの横に『Fn』キーがありました。これ使えばいいんじゃね?

具体的には『Fn』キーと、数字キーの上にあるチャームキーを押すんです。

いっちばん左上の『Esc』キーの右から、F1、F2…と並んでるわけですな。と、思ったらこちら(インストラクターのネタ帳 さん)にわかりやすい書き方がありました
「数字キーの右上に、同じ数字のファンクションキーが配置されているのです。」
ああそうか。ま、ただ「0」(=[F10])以降は数字キーがないので、『Del』キーの左が[F12]、その左が[F11]だということは覚えなきゃダメなヤツです。


これで多少は便利になったなとは思うんですけど、しかし問題は『Fn』キーと他の修飾キーの併用はやっぱりできないということです。だから、ExcelだのWordだのでアプリケーションを終了したいときの『[Alt]+[F4]』は無理だということです。キーだけで終了しようとすると[Alt]+[F]→[X]と押さなきゃいけません。

めんどくせえなぁ。

2014年6月12日木曜日

ワークシート関数でファイル名とかなんとか

ちょっと窓XP終了問題はお休みしまして…(もうふた月経ってるけどまだ終わらんのかい!



Excelでファイル名やフルパス・シート名なんかを取得しようと思ったらまずはVBAでコードを書いて…というのがセオリーではあります。

しかし私の職場みたいにマクロ禁止令(原則は、ね)が出ていたりするとそうはいきません。
まぁ実際問題自分以外のメンバーが使用するファイルだと、やたらにVBAでというのも考えものです。ブラックボックス化してしまいますから。


で色々調べていた所『CELL』というワークシート関数を見つけました。

詳しくはExcelヘルプを参照いただきたいんですが、見たところはっきり申し上げて


 「ファイル名とパスを取得するのくらいしか使いみちがない」


ような関数です(暴言)。

しかも取得の仕方はほぼ『おまじない』レベルで、暗記してしまえばどこでも使えます。

ということでここ暗記しましょうテストに出ますよ(棒)!

【ファイル名の取得】
=MID(CELL("filename",$A$1),FIND("[",CELL("filename",$A$1),1)+1,FIND("]",CELL("filename",$A$1),1)-FIND("[",CELL("filename",$A$1),1)-5)

【シート名の取得】
=RIGHT(CELL("filename",$A$1),LEN("filename",$A$1))-FIND("]",CELL("filename",$A$1),1))

以上。

(ただし、拡張子が[.xlsx]のファイルの場合、MIDの「-5」を「-6」にしないといけないんで注意ね)


まぁ、ただこれだけならネットに記事がそこそこ転がってますので、ここでは応用編といきましょうか。

(長くなるので"続き"に入れておきます)


2014年6月8日日曜日

WindowsXP終了問題(2)〜型落ちマシンへの導入OSの選定問題〜

前回からだいぶ時間が経ってしまい、もう何を書こうとしたのか忘れた…すいません、一応忘れてはいません(笑)

しかしせっかく設定したのにヤツら(子供たち)WiiでYouTubeを見てばかり…まぁPerfume見てる分には私も目の保養に丁度いいんでまぁよしとしてますが。何しろ説明する時間がない。


てなわけで、あまり家庭内の進展がないために間が開きました、メンゴ()。




さて、何をすべきだったかということ、前回のエントリを振り返りつつ詳細を書いていこうと思います。

  1. OSをWindowsXPでないものに変更する
  2. 外部モニタのみ使用できるようにする
  3. 子ども用PCとして使用可能にする

1について、前述の通り、マシンは既に7〜8年前のもの。これを7以降のWindowsマシンにしようというのが無茶なことは日を見るより明らかです。なのでWindows以外のOSということになり、必然的にLinuxしかねえわな、という結論に。

しかし、ディストリはどうしたものかと。これは結構な悩みです。

現在旅行などの際に使っているネットブックはLinuxBeanな訳ですが、本来メンテが楽という意味ではUbuntuがいい訳です。しかしここの他のエントリ見ていただければわかる通り、最近のハードウェアを利用することが前提とされている以上旧式マシンでUbuntuの新しいバージョン利用というのはわりと面倒だと。いやまってLinux使おうとしてるんだからその手間を惜しんでてもしょうがないだろう、というのもごもっともなんですが、そうは言っても少しでも手間は減らしたいもんねぇ。

で、決めあぐねていましたが、ここでディストリ選択の基準があやふやなことに気づきます。一体なんのためにOSを変えるんだっけ???…つまり、液晶がダメなんでしたもう。で2です。

これは、少なくともUbunutu11.10では出来てました。しかしだから他のディストリでも大体できんだろ、てのは大間違いでしたね。

これまでに使ったことがあるのはVine、Puppy、Ubuntu、LinuxBean。その中でマルチディスプレイなんぞを試したことがあるのはUbuntuのみと言うオサビシ山な状況。
なので、試しにLinuxBeanを入れてるネットブックからDV-Iケーブルをテレビに繋いでみるのですが、メイン画面のコピーしかできない。むむぅ、ということで今度はPuppyのLiveCDで旧XPマシンに戻り同じことをしてみるがうまくいかない。どうしても(1)メイン画面のコピー以外にならない(2)メイン画面が消えない。

ということで、もうこれはUbuntu以外ありえないなぁ、という結論になります。なんでUbuntuでダメかってそりゃあマシンパワーに関しての不安ですよ。


元々UbuntuはXP以降のWindowsユーザーをターゲットに作られているという話ですから、それに見合った機能(アプリケーションのインストールと、更新が容易、GUIメインで色々できる)を備えており、勢いXP並のバックグラウンド動作が多いわけです。GUIにかなり重きを置いてますので、どうしても描画にかかる負荷というのはあります。それが不安。

とは言え、3の要求はUbuntuであればブラウザにGoogle Chromeを利用することで解決します。その意味でもUbuntuを利用するメリットは大きく、マシンパワーに関しても以前記事にした『デスクトップ環境をLXDEにする』という方法でかなり改善できそうです。


ならもう悩んでる時間も勿体ないしUbuntuのLTSバージョンを利用すりゃ問題ねえだろ、ということに落ち着きました…しかし、しかしです。そう肚を決めいよいよインストールというところで、大きな問題が持ち上がってしまいました。

(続く)

2014年4月9日水曜日

WindowsXP終了問題

WindowsXPがいよいよサポート打ち切りということで、カミさんのPCを買い替えたわけですが、一時は"我が家のメイン張ってた"マシンをそのままゴミにするのは惜しいなぁと思いまして。

どんなマシンかと言うと、EpsonのEndeavor NT7200Proというモデル。もうだいぶ古いんですが、購入当時は最新だったOffice2003含めて20万円近くしたというハイエンドモデル。ノートタイプなのに大画面液晶搭載という…何というか時代を感じさせるものではありますけど(笑)

しかもですよ、『リッチコンテンツ』という言葉が出てきた頃に、さすがに重いということでメモリを増設(712MB→1.5GB)しておりまして、その意味でも勿体ない。グラフィックカードは当時としては割と良いものを積んでいたらしくシングルコアとは言えFlash再生とかに関してコマ落ちしたりするような場面はあまり見られず、十分現役として稼働していました。


じゃあXPのまま使えばよくね?とおっしゃる向きもあろうかと思います。

でもルーターでファイアウォールかましてても、こちらからアクセスした先に怪しいファイルが潜んでいたらということもありますし。


また、買い替えの動機となったもうひとつの、というかむしろ最大の理由は液晶がもうヤバくなってきているということ。もうね、起動してすぐは黒が赤になってますから。よくあるバックライトではなく、明らかに液晶です。だからあれほどハイバーネート(休止状態)を使えと…まぁいいや。

ただ、幸い我が家は一昨年の年末にテレビを買いました。本当に何年ぶりのこと(「一本道」/友部正人 より)…そんな話はどうでもよくて、RGBケーブルで外部モニタにできる液晶テレビです。まさかそんな大画面テレビではないのでちょうど良く使えそう。じゃあまだ捨てる必要ないじゃないか。

さらに、上ふたりの子供たちがもう中学に上がる年頃で、さすがにインターネットを使いたいと申し出ることが多くなってきました。そうすると、むしろテレビにつないでPCをさせる方が好都合なのです。なぜって、ちょっと暇があればテレビばかり見てやがりますからね、ヤツら。まるで小さい頃の自分を見てるみたいでイヤでイヤで(笑)


というわけで、こうなったらいっちょXPタソ消しちまって、いよいよってとこまで使うか!ということに肚を決めたわけです。



さて、何をすべきかをちょっとまとめてみます。

  1. OSをWindowsXPでないものに変更する。
  2. 外部モニタのみ使用できるようにする。
  3. 子ども用PCとして使用可能にする。

この3つが中心課題。



では、具体的にどうしたらよいのか。

ここからは長くなりますので、次回以降の記事にしたいと思います。

2014年4月7日月曜日

WindowsRTのキーボード問題

表題の通り、我が家でも古いXPマシンをSurface2に買い替えて、WinRT8.1が来たのです。

正直言って快適です、動作速度だとかに関しては。プロセッサはZOTACのタブレットと同じTegra 4ですから、画像・動画処理なんかに関しては信用ありますし。この辺は用途に合わせてRTにしといて良かったなぁと思うところです。

しかし、タブレットではあるものの実際今でネットなどするときにはやはりスクリーンキーボードは使いづらい。それは目に見えていたので、タッチカバーを一緒に買っておきましたが、あるときからそれがちっとも利かない。

デバイスがブチ壊れてるか?と思いデバイスを削除→再接続してもダメ。

それならと、買って間もないことでもあるし、「リフレッシュ」なんて項目を実行してもダメ。

結構弱り果ててました。なんせいくらググっても情報が出てこないんですね。モノホンの窓八の情報はそこそこ出てくるんですけど、RTに関しては驚くほど情報がない。

なのでいよいよ初期化が必要か?と思いつつ、申し訳なくもSurfaceJapanのTwitterアカウントに質問を投げたりしながら検索を継続していると、なんともまあわかりにくい場所に公式さんが「よくあるキーボードのトラブル集」へのリンクを張ってくれていて、解決することができました。

しかしあまりにも検索しづらいぞ、ということでこんな記事を書いてみることにした次第です。

では行ってみましょう(…わかってる人には今更かも知れないですけどね〜)

■キーボードは認識されているのにカチカチ言うだけで入力できない!

  1. まず右端から真ん中方向に指でスワイプ。チャームを表示します。(マウスを使っている場合は右上の角にポインタを持っていくと黒帯なしで表示されます)
  2. チャームの一番下『設定』をタップ(またはクリック;以下同様)します。
  3. 青い太い帯が現れたら一番下の『PC設定の変更』をタップします。
  4. 『PC設定』画面に遷移しますので、下から2番目の『簡単操作』をタップ。
  5. 『簡単操作』画面に遷移したら、一番下の『フィルターキー機能』がオフになっているか確認します。私の場合はドンズバ、これでした。オンの場合はオフにします(タッチの場合はスワイプ、マウスは多分クリック)。

これでタッチカバーも、タイプカバーも、Bluetoothキーボードも、USBキーボードもしっかり動作することでしょう。スクリーンキーボードはまだまだ使いづらいので、最後の手段にしておきたいですもんね。

せっかくタブレットなんだからフリック入力したいっすよねぇ…


(あ、ちなみにこの記事書いたのはLinuxBeanのマシンですw)

2014年3月8日土曜日

Chrome リモートデスクトップを使ってみた

タブレット端末等で色々を可能にする、ある意味”夢の技術”ということでリモートデスクトップが若干話題になっています。



ということでやってみました。


1.まずAndroidタブレットで窓七母艦を操作する。

Microsoft公式のAndroidアプリ、その名も『Microsoft Remote Desktop』。そのまんまじゃねーか!

というツッコミはさておき、Google Playからアプリをインストール。
PC名とIPアドレスを確認して入力、表示されたPC名をタップすると…繋がった!本当にこれだけでいいの?

で、Flash非対応であるAndroidタブでFlashゲームが動作するかを確認します。いや、動作します。するんですよ、あちこちで検証されてますので。

証拠画像がこちら…ってわかりにくいですが

(ブラウザを起動して艦これにアクセスしてみた)

それより問題は、このタブで『できる』レベルなのかということなわけです。

結果として、アクセスはできます(同一ネットワーク内なら)、できますよ。できますけど、アクセス”できるだけ”というのも確か。実際これでなにか動作をしようってモンでもないッス。

まぁ重くても例えば持ってき忘れたファイルがあったとして、出先からリモートアクセスできればエクスプローラからDropboxに突っ込んで同期したところでダウンロード、みたいな使い方ができるんじゃねーかと思ったんですが、こりゃもう外部ネットワークを介したアクセスの設定なんてめんどくてもうね、という感じ。

実用レベル、という評価もされていたようですが、結構ハイスペックなスマホとかならアリなのかもしれませんが、うちのTegra NOTEではまぁ実用レベルとは言えないんじゃないかと思いました。

(ちなみに『艦これ』は、タブレット端末からのアクセスは規約違反となります。この場合はアクセスしているのが母艦PCなわけで、規約に抵触しないと思ってはいますが、ちょっとグレーっぽい感じはしますよね。どうなんでしょう。実施される方は垢BANのリスクもあるということをご理解いただき、自己責任でお願いします。)


2.ということでChromeリモートデスクトップを試してみる。

Chromeのエクステンションとしてリリースされているので、ウェブストアからインストールします。

設定の仕方はちょっとググっていただければわかりますが、非常に簡単ぱぱ。本当に大丈夫なのか?と思ってしまわなくもないですが、その辺は追々。

まさに、出先から母艦ローカルにしかないファイルへアクセスできるので大変ありがたいなと思います。しかもChromeからですので、例えば持ち出すマシンはChromeさえまともに動作すれば非力でもあまり問題なく、なんならChromeOSでも入っていれば十分な訳です。もしくはUSBメモリにインストールしたChromeならひとン家でもネカフェでもおkなんじゃないのか?とか。(セキュリティの話は度外視して考えればの話)

ですのでこれは出張などの際にかなり威力を発揮するんじゃないでしょうか。一つ問題があるとすれば、母艦を立ち上げっぱなしでないと駄目なことですが、業務用PCであればUPSなど付けて…ということも考えられますのでいいのではないでしょうか。私はしがないサラリーマンでそんなモンつけれるわけありませんから、いつでもこれをやってるわけにはいかないですね(笑)

ちなみに今日昼間・夕方とこれであーでもないこーでもないリモートアクセスで遊んだりそれこそゲームしたりしていたら、モバイルルータの通信量がえらいことになりました(笑) 朝502MBくらいだった今月の累積通信量が、帰って来たら1.1GBまでサクッと行ってしまっていました。その意味でも、『いつでも使える』ものではない気がします。


使いどころは難しいですが、とりあえず手軽にリモートデスクトップが使えるようになったなぁということを確認できました、ということです。

Googleこええ。

2014年2月17日月曜日

iDisplayはお絵かきに使えるのか???

はい。

そもそもiDisplayを使う環境があったのか、そう、タブレットというモノをいつ入手したのか、という話なわけですが。

今週の記録的大雪の前に先週の大雪がありましてーーそれもその時点では記録的大雪だったわけですがーーなんとその時に届いていました。

私が買ったのは「ZOTAC Tegra NOTE 7」です。

8インチの「ASUS MeMO Pad 8」と最後まで迷って、最終的にプロセッサと付属タッチペンでZOTACにしました。まぁ、これ自体は非常に良い買い物だったと思っています。プロセッサはMicrosoftのSurface 2と一緒だし、擬似的に筆圧を表現できるアプリが付いているしそれも付属アプリ(Tegra Draw)で十分使えるし、金額からすれば相当良いと思います。


しかし、あまりに動作が軽いので欲が出てきてしまいまして。

所謂『母艦』である窓七デスクトップマシンで動作させているペイントソフトを動かしてみたらどうなるかと。


これはデジタルで絵を描かれる方なら分かっていただけると思うんですが、実際問題として普通のペンタブレット(所謂"板タブ")というのは画面との微妙な不一致というのが出てきます。そりゃそうですよ、直接支持体に描いてるのと違うんですから。

でも直接操作できる液晶タブレットモニタ(板タブに対する"液タブ")は高価で手が出ない。じゃあ、折角だしAndroidタブでその代わりをさせらんねーのか、という話でございます。


有料アプリではあるんだけどそこここでレビューもされてるし、だけどお絵かきという領域まで踏み込んだ記事はググってもあまり引っかからないみたいだしよっしゃ、いっちょやってみっか!




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結論から言うと「窓八タブレットPC買っとけ」。これ以外の言葉は見つからない。

つまり実用レベルじゃない。

遅延がひどいですね。いつも使っている「CLIP STUDIO PAINT(以下クリッペ)」は追従が追いつかず、ドローイングしても線が切れます(以下実際の画像)。


これってプロも使うくらいの高機能ソフトなので、案外メモリ負荷が高いのかも知れんね、と思い窓七標準の「ペイント」も試してみましたが、結果はほぼ変わらず。いや、まぁね、元々タブレット付属のアプリでも線切れはありましたからそんなもんかもしれません。なんにせよやるならドットペンとかでチリチリ描かなきゃダメだから、肩凝ります。ピンチイン・ピンチアウトが出来るのが救いといえば救いかも。でも俺はやらん。(紙のが速い)


余談ですが、Flash非対応のAndroidだけどサブディスプレイならFlash見れるのか?と思い試しにdrawrを表示させてみようとこちらも試してみた…みたんですが…まともな表示すらできやしねぇ(笑)ウインドウを移動させて落ち着かせようとしても残像の蛇みたいになって、なんだかファミコンのバグみたいに(古い表現だなおい)!そのうちウィンドウの表示すらされなくなって、接続解除・アプリ終了以上、の憂き目に。



さて、そうは言ってもまったく使えないわけじゃないと思うんですよ。むしろ、クリッペの確認ウィンドウを表示させておけば、邪魔にならず書き込み作業が出来るんじゃないかと思います。ちょっとやってみたいと思ってますが、今後のレポはこちらより絵描き垢の方かなぁ。

何か技術的な進展なぞがあったらまた書きますね。

2014年2月12日水曜日

VBAで満年齢を計算したい

Excelワークシート上で年齢を求めるのはDATEDIF関数を利用すれば良いんですが、VBAで似た“Datediff”関数を使おうとすると、思わぬ落とし穴があります。
「満年齢」を算出することができない、というのがそれです。

じゃあ、ApplicationオブジェクトのWorksheetfunctionコレクションからDATEDIFを、と言いたくなりますがこれが使えない関数なのです。

でも指定日付時点年齢はどうしても必要で、それを手打ちにするのはちょっとレコード数的に現実的じゃないよ、という事で代替手段を考えました。それが以下。

  1. worksheetfunctionでDAYS360関数を利用し、日付間の日数を求める。
  2. 1を/360して、年数にする。
  3. 2をINTして整数部分のみ取り出す。

今回は文字列型配列dset()に読み込んだデータを格納したり書き出したりするということでこんなコードになるんですが(部分)


 dset(6) = CStr(INT(Application.Worksheetfunction.Days360(DateValue(dset(5)), _
  Datevalue(dset(0))) / 360))

とりあえずは合ってると思うんだけど、閏年とか大丈夫かなぁ?と心配になります。それにWorksheet関数を利用してるってのはどうにもスマートさに欠ける気がする。

ってことで全て設定し終わった後ググってみました。そしたらあるじゃありませんかもっとスマートな方法が!

誕生日から年齢を求める(DateDiff、他)

結局孫引きになってますが(汗) 上記のコードの場合、こんな風に変えればいいかと。

 dset(6) = DateDiff("yyyy", DateValue(dset(5)), DateValue(dset(0)) + _
  (Format(DateValue(dset(5)), "mmdd") > Format(DateValue(dset(0), "mmdd"))

で、リンク先最後の記述通りFunctionプロシージャを作っておくと、色々応用が利くかもしれません。

Private Function GetAge(BirthDay as String, Dday as String) as String

 Dim fBirthday as Date  '日付型計算用
 Dim fDday as Date      '日付型計算用
 Dim CalcAge as Integer '年齢用整数型

 fBirthday = DateValue(Birthday) : fDday = dateValue(Dday)
 CalcAge = DateDiff("yyyy", fBirthday, fDday) + (Format(fBirthday, "mmdd") _
  > Format(fDday, "mmdd")

 GetAge = CStr(CalcAge)

End Function

今回は他で同様の年齢算出を使う機会がないのでPrivateレベルにしてますが、基幹システムなど特定のフォーマットに基づいたデータを扱うのであれば、もう一歩進んでクラス化してしまうという手もありますね。

2014年1月21日火曜日

動的印刷範囲の設定をする

書いたつもりでいて書いてなかったネタを。

以前書いた、このエントリの続きなんですが。

ワークシート関数の引数にワークシート関数を使って可動範囲を指定する

(2013年6月7日)
これの応用、というかむしろこっちの方が使う機会が多いんじゃないかと言う、「データのある行までを印刷範囲にする」ってやつです。

これにはOFFSET関数を使います。具体的には以下の感じ。
OFFSET(印刷範囲の先頭セル,0,0,COUNTA(カウントしたい列[絶対指定])+調整行数,列数)
この公式を、シートの"Print_Area"([Ctrl]+[F3]もしくは[挿入]→[名前付き範囲]→[名前の定義]から表示される名前付き範囲のこと)に設定します。


例)
4行のヘッダと1行の空白を配置した、見出し1行のある13列のテーブルに動的印刷範囲を設定する:

 =OFFSET($A$1,0,0,COUNTA($A:$A)+6,13)

こんな感じで大体OKでしょう。行末に空白が何行か欲しいとか欲しくないとか好みがあるとおもいますので、色々試してみてください。



テーブルだとどんどん下に行を追加していって、都度印刷範囲を設定するんだけどつい忘れて印刷してしまいデータの落ちがあってトラブルになりクレームがきて責任問題で熱があるのに謝罪にいかされて始末書を書いて、というようなことになる前にこれを設定しておくといいですね!(←嫌味

2014年1月10日金曜日

1行スクリプトでタッチパッドを無効にしよう

前の記事に書いた通りハイバネートはまぁちょっと不発に終わったんで、気を取り直して別のユーティリティを設定していきます。



まず気になったことは、タッチパッド。ネットブック使ってブログやらtwitterやらやってると、カーソルが変なところに飛んじゃっておかしな入力になってしまうことが多々あります。

そんなときUbuntuでは、タッチパッドを無効化にするアプリ『touchpad-indicator』を使うことで解決したんですね。
参考:touchpad-indicatorのインストール方法
まずPPAのリポジトリを登録 

 hoge:~$ sudo apt-add-repository ppa:noobslab/indicators

して、

次にapt-getでインストール

 hoge:~$ sudo apt-get install touchpad-indicator

するだけです。
ですけども、LinuxBeanでこれやったらスリープ復帰後から、タッチパッドに加えマウスまでも効かなくなってしまったんです。


はじめはワイヤレスマウスだからかなーと思ってたんだけど、有線のUSBマウスに切り替えてもダメ。ていうかもともとワイヤレスマウスは普通に使えてたしね。

システム的に競合するのかハードのクセによるものなのかは分からずじまいですが(だってlinuxbeanでググってもUbuntuのネタばっかりヒットするんだもん)、ともあれ使えねーと。で、泣く泣く再インストールですわ。


で、気を取り直してもう一度色々調べていたら、検索上位に(←ぉぃ)Ubuntu日本語wikiのターミナルからの操作方法Tipsが表示されてました。なんだよー


キーボード入力中のタッチパッド無効化、これで必要十分の機能ですから、早速これを利用します。

詳しくはリンク先をご覧いただきたいんですが、具体的には

syndaemon -i 2 -d -K

をローカルスクリプトファイル(/etc/rc.local)に追記するだけ。sudoしてleafpadとかgeditとかで開いて記述して保存すればいんじゃね。

(※この場合は1:タイムアウト2秒、2:修飾キー除外、3:バックグラウンドで実行をオプションに指定しています)

簡単なもんです。
viとかでやりたい人はやってもいいです。



軽量Linuxディストリを非力なネットブックに、というのはよくある手だと思いますので、ご参考になれば。

2014年1月9日木曜日

swap領域を追加してみた

LinuxBeanをインストールして、最初のカスタマイズで電源管理アプリを入れたはいいんだけど、ハイバーネートしようとすると「Not enough swap.」って叱られて差し戻しになってしまうんです。

弱ったなこれ、行司なら切腹ですよ。行司差し戻しで…ってそれ差し違えでした。



で、仕方ないのでまずはswap領域を追加しようと。
なんでもRAMの2倍程度のswapはあった方がいいよーというインターネッツのお答えなんで、2GBは確保した方がいいのかしらんということに。
けどさ、そもそも今どんくらいあるのよswap領域。しかも作成の仕方ってどうなんだっけ?みたいな感じで、ひとまずグーグル先生にお伺いを立てました。


まぁ、色々なサイトで解説してくれてたんですが、これが一番分かりやすかった。

Linuxのswap領域を追加する方法|ぴろにっき


リンク先一通り読んでいただくとわかるんですが、はじめから終わりまで、ほとんど練習問題形式で解説してくれているので、ほぼ猿真似すればえdきちゃうんです。
しかしさすがにここにあるようにいっぺんで2GBのswapを作成する必要はない。だって既に1.5GBのswap領域があったんだもの(み○を)

 
【使用中のswapを表示してみる】
hoge@hoge:~$ sudo cat /proc/swaps
Filename    Type  Size Used Priority
/dev/zram0                              partition 253788 0 5
/dev/zram1                              partition 253788 0 5
/dev/dm-0                               partition 1032188 0 -1

使ってないよねぇ。これで足りねーとかなんなのさ一体という。
 とはいえ、これも勉強だい、ということで新たにswap領域を作成してみます。 もちろんパーティションじゃなくてファイルとしてね。

(長いので、以下続き)


2014年1月8日水曜日

LinuxBeanをインストールした

Ubuntu12.04LTSをだいぶ使っていましたが、ここんとこ遅くてね。

で、より軽いディストリビューションを探していたんですけど、なんかもうLinuxBeanしかねえな、という事になりました。

理由は簡単で、LinuxBeanはUbuntu12.04LTSをベースに作られているから。
そうは言ってもここ5年間くらいはUbuntuに慣れ親しんできましたので、基本的には手っ取り早いぞと。

でもデスクトップ環境はGNOMEでもLXDEでもなくてXfceなんですね。XubuntuはLiveCD試したくらいしか使ったことなかったので、ほぼ初体験と言っていいんではないかと。


あくまでイメージですが、Xfceってそんなに軽いと思ってなかったんですけど、これがとても良いです。
インストールはLiveCDから行って、内容的にはほぼUbuntuと一緒でしたが、何しろ速い!インストール自体は20分くらいで終わってんじゃないですかね。Ubuntu 12.04 LTSを削除してインストール。

(※本当はクッソ重いので起動しないため、久しぶりに使うとより重くてもはやスラッジドゥーム感の否めない窓七も削除してもよかったんですけど、プリインスコ版で消しちゃうのが若干もったいなくて放置してます)

あとは起動して、無線の設定もUbuntuと一緒ですし。


ただ、そのままだと電池残量も表示されないし、スタンバイとかの項目もちょっとよくわかんない。
なのでデスクトップにある「設定ウィザード」これでなんとかしてくれんじゃねーかという気持ちで起動します。


「インストール状態を確認しています」のダイアログが出たあと、追加したいパッケージとその説明があるので、まずはこの辺ですかねー。「負荷」に「注意」とか書いてありますが、マシンとの相性によっては不具合になったりするようです。でも注意しようがないっつーの。


とりあえずうちの(Dell Inspiron mini 1012)は大丈夫でした。

で、再起動するとタスクバーに電池のアイコンが出現して、右クリックからサスペンド・ハイバーネートが使えるようになる…はずだったんですけどねぇ。


そちらについては続きがあるので、別の記事にしますね。


あとは、他に必要なアプリケーションをapt-getで突っ込めばOKです。勿論前述の通りPPAもおk。
ただ、私はあまりやる必要ありませんでした。元からFilezillaも入ってるし、Office系のファイルは開くつもりがないですしねー。あ、VLCプレイヤーは入れたかな。まだ試してないけど。

Google ChromeはUbuntuと同じく.debパッケージで入りました。ただアカウント接続したらやっぱり重くて、これを機にアドオンをごっそり削りましたね。さすがに。