2014年1月9日木曜日

swap領域を追加してみた

LinuxBeanをインストールして、最初のカスタマイズで電源管理アプリを入れたはいいんだけど、ハイバーネートしようとすると「Not enough swap.」って叱られて差し戻しになってしまうんです。

弱ったなこれ、行司なら切腹ですよ。行司差し戻しで…ってそれ差し違えでした。



で、仕方ないのでまずはswap領域を追加しようと。
なんでもRAMの2倍程度のswapはあった方がいいよーというインターネッツのお答えなんで、2GBは確保した方がいいのかしらんということに。
けどさ、そもそも今どんくらいあるのよswap領域。しかも作成の仕方ってどうなんだっけ?みたいな感じで、ひとまずグーグル先生にお伺いを立てました。


まぁ、色々なサイトで解説してくれてたんですが、これが一番分かりやすかった。

Linuxのswap領域を追加する方法|ぴろにっき


リンク先一通り読んでいただくとわかるんですが、はじめから終わりまで、ほとんど練習問題形式で解説してくれているので、ほぼ猿真似すればえdきちゃうんです。
しかしさすがにここにあるようにいっぺんで2GBのswapを作成する必要はない。だって既に1.5GBのswap領域があったんだもの(み○を)

 
【使用中のswapを表示してみる】
hoge@hoge:~$ sudo cat /proc/swaps
Filename    Type  Size Used Priority
/dev/zram0                              partition 253788 0 5
/dev/zram1                              partition 253788 0 5
/dev/dm-0                               partition 1032188 0 -1

使ってないよねぇ。これで足りねーとかなんなのさ一体という。
 とはいえ、これも勉強だい、ということで新たにswap領域を作成してみます。 もちろんパーティションじゃなくてファイルとしてね。

(長いので、以下続き)




hoge@hoge:~$ sudo dd if=/dev/zero of=/swap.extended bs=1M count=512
[sudo] password for hoge: 
512+0 レコード入力
512+0 レコード出力
536870912 バイト (537 MB) コピーされました、 8.16273 秒、 65.8 MB/秒
hoge@hoge:~$ sudo mkswap /swap.extended
スワップ空間バージョン1を設定します、サイズ = 524284 KiB
ラベルはありません, UUID=cf378693-6a16-4bd8-a574-0fc68fd0bba6
hoge@hoge:~$ sudo swapon /swap.extended

最後の行は指定した領域をswapに指定するコマンド「swapon」。
Linux関連書籍ベストセラーであるところのポケットリファレンスにもちゃんと載ってます。
 持ってないって人はこの辺(http://kazmax.zpp.jp/linux_beginner/mkswap.html)で確認しておいてください。


ってんで現在のswap領域をもっかい確認してみましょうか。

hoge@hoge:~$ sudo cat /proc/swaps
Filename    Type  Size Used Priority
/dev/zram0                              partition 253788 152648 5
/dev/zram1                              partition 253788 153196 5
/dev/dm-0                               partition 1032188 0 -1
/swap.extended                          file  524284 0 -2

まぁ予備としてですわな、swap.extendedが指定されてますね。よかったー

これで総量で2GBのswap領域を確保したことになります。
でもこれで安心しちゃいけない、swap領域として指定されてはいるがこれは、まだシステムがいつも使う領域となっていないそうなんで、毎回指定しなきゃ行けないとのこと。それは困る。

ということで

hoge@hoge:~$ sudo leafpad /etc/fstab

leafpadで/etc/fstabを開き、

/swap.extended swap swap defaults 0 0

この1行を追記して保存、閉じる。

それを確認する(cat /etc/fstab)と、以下の通り。

# /etc/fstab: static file system information.
#
# Use 'blkid' to print the universally unique identifier for a
# device; this may be used with UUID= as a more robust way to name devices
# that works even if disks are added and removed. See fstab(5).
#
#                
proc            /proc           proc    nodev,noexec,nosuid 0       0
# / was on /dev/sda7 during installation
UUID=6d1f4661-c103-46e1-83af-d1cb5ac3475f /               ext4    errors=remount-ro 0       1
# swap was on /dev/sda6 during installation
#UUID=524f5d86-b7cf-49ee-85c6-cc2451d8b635 none            swap    sw              0       0
/dev/sr0        /media/floppy0  auto    rw,user,noauto,exec,utf8 0       0
/dev/mapper/cryptswap1 none swap sw 0 0
/swap.extended swap swap defaults 0 0

こうなれば良い訳です。 とりあえずswapは追加作成しましたね。

と言うわけでハイバーネートを試してみるんだけど、やっぱできねーっていう(爆)


う〜ん、原因わかんないですけども。マシンとの相性かもしれないなぁ。


あ、そう言えばswapの有効な使い方についてはこんな記事(ちょっと古いけど)も見つけましたので参考に…って言うか自分も勉強になるなあと。 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0712/10/news011.html

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