2014年1月21日火曜日

動的印刷範囲の設定をする

書いたつもりでいて書いてなかったネタを。

以前書いた、このエントリの続きなんですが。

ワークシート関数の引数にワークシート関数を使って可動範囲を指定する

(2013年6月7日)
これの応用、というかむしろこっちの方が使う機会が多いんじゃないかと言う、「データのある行までを印刷範囲にする」ってやつです。

これにはOFFSET関数を使います。具体的には以下の感じ。
OFFSET(印刷範囲の先頭セル,0,0,COUNTA(カウントしたい列[絶対指定])+調整行数,列数)
この公式を、シートの"Print_Area"([Ctrl]+[F3]もしくは[挿入]→[名前付き範囲]→[名前の定義]から表示される名前付き範囲のこと)に設定します。


例)
4行のヘッダと1行の空白を配置した、見出し1行のある13列のテーブルに動的印刷範囲を設定する:

 =OFFSET($A$1,0,0,COUNTA($A:$A)+6,13)

こんな感じで大体OKでしょう。行末に空白が何行か欲しいとか欲しくないとか好みがあるとおもいますので、色々試してみてください。



テーブルだとどんどん下に行を追加していって、都度印刷範囲を設定するんだけどつい忘れて印刷してしまいデータの落ちがあってトラブルになりクレームがきて責任問題で熱があるのに謝罪にいかされて始末書を書いて、というようなことになる前にこれを設定しておくといいですね!(←嫌味

2014年1月10日金曜日

1行スクリプトでタッチパッドを無効にしよう

前の記事に書いた通りハイバネートはまぁちょっと不発に終わったんで、気を取り直して別のユーティリティを設定していきます。



まず気になったことは、タッチパッド。ネットブック使ってブログやらtwitterやらやってると、カーソルが変なところに飛んじゃっておかしな入力になってしまうことが多々あります。

そんなときUbuntuでは、タッチパッドを無効化にするアプリ『touchpad-indicator』を使うことで解決したんですね。
参考:touchpad-indicatorのインストール方法
まずPPAのリポジトリを登録 

 hoge:~$ sudo apt-add-repository ppa:noobslab/indicators

して、

次にapt-getでインストール

 hoge:~$ sudo apt-get install touchpad-indicator

するだけです。
ですけども、LinuxBeanでこれやったらスリープ復帰後から、タッチパッドに加えマウスまでも効かなくなってしまったんです。


はじめはワイヤレスマウスだからかなーと思ってたんだけど、有線のUSBマウスに切り替えてもダメ。ていうかもともとワイヤレスマウスは普通に使えてたしね。

システム的に競合するのかハードのクセによるものなのかは分からずじまいですが(だってlinuxbeanでググってもUbuntuのネタばっかりヒットするんだもん)、ともあれ使えねーと。で、泣く泣く再インストールですわ。


で、気を取り直してもう一度色々調べていたら、検索上位に(←ぉぃ)Ubuntu日本語wikiのターミナルからの操作方法Tipsが表示されてました。なんだよー


キーボード入力中のタッチパッド無効化、これで必要十分の機能ですから、早速これを利用します。

詳しくはリンク先をご覧いただきたいんですが、具体的には

syndaemon -i 2 -d -K

をローカルスクリプトファイル(/etc/rc.local)に追記するだけ。sudoしてleafpadとかgeditとかで開いて記述して保存すればいんじゃね。

(※この場合は1:タイムアウト2秒、2:修飾キー除外、3:バックグラウンドで実行をオプションに指定しています)

簡単なもんです。
viとかでやりたい人はやってもいいです。



軽量Linuxディストリを非力なネットブックに、というのはよくある手だと思いますので、ご参考になれば。

2014年1月9日木曜日

swap領域を追加してみた

LinuxBeanをインストールして、最初のカスタマイズで電源管理アプリを入れたはいいんだけど、ハイバーネートしようとすると「Not enough swap.」って叱られて差し戻しになってしまうんです。

弱ったなこれ、行司なら切腹ですよ。行司差し戻しで…ってそれ差し違えでした。



で、仕方ないのでまずはswap領域を追加しようと。
なんでもRAMの2倍程度のswapはあった方がいいよーというインターネッツのお答えなんで、2GBは確保した方がいいのかしらんということに。
けどさ、そもそも今どんくらいあるのよswap領域。しかも作成の仕方ってどうなんだっけ?みたいな感じで、ひとまずグーグル先生にお伺いを立てました。


まぁ、色々なサイトで解説してくれてたんですが、これが一番分かりやすかった。

Linuxのswap領域を追加する方法|ぴろにっき


リンク先一通り読んでいただくとわかるんですが、はじめから終わりまで、ほとんど練習問題形式で解説してくれているので、ほぼ猿真似すればえdきちゃうんです。
しかしさすがにここにあるようにいっぺんで2GBのswapを作成する必要はない。だって既に1.5GBのswap領域があったんだもの(み○を)

 
【使用中のswapを表示してみる】
hoge@hoge:~$ sudo cat /proc/swaps
Filename    Type  Size Used Priority
/dev/zram0                              partition 253788 0 5
/dev/zram1                              partition 253788 0 5
/dev/dm-0                               partition 1032188 0 -1

使ってないよねぇ。これで足りねーとかなんなのさ一体という。
 とはいえ、これも勉強だい、ということで新たにswap領域を作成してみます。 もちろんパーティションじゃなくてファイルとしてね。

(長いので、以下続き)


2014年1月8日水曜日

LinuxBeanをインストールした

Ubuntu12.04LTSをだいぶ使っていましたが、ここんとこ遅くてね。

で、より軽いディストリビューションを探していたんですけど、なんかもうLinuxBeanしかねえな、という事になりました。

理由は簡単で、LinuxBeanはUbuntu12.04LTSをベースに作られているから。
そうは言ってもここ5年間くらいはUbuntuに慣れ親しんできましたので、基本的には手っ取り早いぞと。

でもデスクトップ環境はGNOMEでもLXDEでもなくてXfceなんですね。XubuntuはLiveCD試したくらいしか使ったことなかったので、ほぼ初体験と言っていいんではないかと。


あくまでイメージですが、Xfceってそんなに軽いと思ってなかったんですけど、これがとても良いです。
インストールはLiveCDから行って、内容的にはほぼUbuntuと一緒でしたが、何しろ速い!インストール自体は20分くらいで終わってんじゃないですかね。Ubuntu 12.04 LTSを削除してインストール。

(※本当はクッソ重いので起動しないため、久しぶりに使うとより重くてもはやスラッジドゥーム感の否めない窓七も削除してもよかったんですけど、プリインスコ版で消しちゃうのが若干もったいなくて放置してます)

あとは起動して、無線の設定もUbuntuと一緒ですし。


ただ、そのままだと電池残量も表示されないし、スタンバイとかの項目もちょっとよくわかんない。
なのでデスクトップにある「設定ウィザード」これでなんとかしてくれんじゃねーかという気持ちで起動します。


「インストール状態を確認しています」のダイアログが出たあと、追加したいパッケージとその説明があるので、まずはこの辺ですかねー。「負荷」に「注意」とか書いてありますが、マシンとの相性によっては不具合になったりするようです。でも注意しようがないっつーの。


とりあえずうちの(Dell Inspiron mini 1012)は大丈夫でした。

で、再起動するとタスクバーに電池のアイコンが出現して、右クリックからサスペンド・ハイバーネートが使えるようになる…はずだったんですけどねぇ。


そちらについては続きがあるので、別の記事にしますね。


あとは、他に必要なアプリケーションをapt-getで突っ込めばOKです。勿論前述の通りPPAもおk。
ただ、私はあまりやる必要ありませんでした。元からFilezillaも入ってるし、Office系のファイルは開くつもりがないですしねー。あ、VLCプレイヤーは入れたかな。まだ試してないけど。

Google ChromeはUbuntuと同じく.debパッケージで入りました。ただアカウント接続したらやっぱり重くて、これを機にアドオンをごっそり削りましたね。さすがに。