2009年11月30日月曜日

Google Chrome 導入レポート(1)

Puppy LinuxにGoogle Chromeをインストールしてみた。


そこそのこスペックを持つWindowsマシンならあまり気にならないのだが、何せタダで入手した、既定OSがMeというヘンテコ一体型マシンだ。石もCeleron733MHzとこのリッチコンテンツ時代には非力なため、いくら軽くなったとは言えFireFox3.5はまだまだ読み込みが遅く、またFlashやJavaScriptの重いページだと落ちやすかった。そこで、WindowsXPでのバカっ速挙動にたまげた同ブラウザがグリモンに対応したという噂を聞きつけ、試してみることにしたのである。


Puppyの日本語フォーラムで活躍しておられる方々の手によるPETパッケージがあったというのも大きな動機となった。なんせクリックするだけである。私のような多趣味人間には既にビルドされているというのは本当に有難い!


ということでインストール実施、いそいそとuserscript.orgなんかでスクリプトを探し当て、導入を試みた。


しかし、しかしだ。全然効いてくれないのである折角のスクリプトが!起動時にオプション指定をして、(1)ユーザスクリプトを有効にし(2)スクリプトファイルの入っているディレクトリを参照させるのだが、これがなかなか分かりにくい。そうは言ってもWindowsになれきっている自分を実感することになってしまった。

その方法は、例えば



/root/scripts



というディレクトリを作り、起動オプションに



--enable-user-scripts --user-data-dir=/root/scripts



と指定したとすると、起動した後/scriptsディレクトリ中に



/Default/User Scripts



というディレクトリが作成される。そのなかに「*.user.js」ファイルを放り込むのである。

これがわかるまでに何だか異常に苦労した。

白状すれば、最初はオプション指定を--enable-pluginsのままで気づかなかったり、(Windowsで一旦試したのが仇となって)はじめから/User Scriptsディレクトリを指定しておかしくなったり色々だった。しかしこうしてうまくいったからには、PETファイルを作成してくれた方々へのせめてもの恩返しということでこのノウハウを晒す以外ない・・・いや皆ググればわかるから黙ってるのかな???

とりあえず、私のような初心者の皆さんの役に立てばという思いで、ここに記録しておく。さらにこれを皮切りに、他にもチューンナップを施したので、それが落ち着くまで毎日エントリにあげておきたいと思う。毎日更新することでこのシリーズが検索エンジンに引っかかってくれることを願うばかりである。

余談だがPETの実態は.tarだとか。そんなことを知ったのも大きな収穫だった。改めてビズアイユさんはじめフォーラムの方々にお礼申し上げる。

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