Xubuntu入れたDell Inspiron mini 1012はまぁまぁ快適に使えてはいたんですけども、とは言えシングルコアのAtom。Chrome使ってるとモタつくことも多く、Tweetdeckとかでマルチタイムライン追っかけようとしても結構きつい。Bloggerも自動保存してくれるのが仇になって文字がきちんと打てなかったりします。ここはテキストエディタを使って元の文章を打てば特に問題はなかったんですけども、タッチパッドの感度が良く、それは良いのだが筐体が小さいためにキーを打っていると不用意に触れてしまって、いつの間にかおかしなところに文章が挿入されていたり。そういう機能上の問題がありました。
また解像度が1024x600(WSVGA)と小さく、今や普通のwebサイトでも横スクロールしないと全体表示されず、しかもUbuntu標準のダイアログですら下部が切れてしまい、「はい/いいえ」とかのボタンを押すのにひと手間かかるという。これが実は一番理由としては大きかったかもしれません、結局中古でノートPCを調達してしまいました。
どんなマシンか
今回入手したのはAcerのAspire R3という、またまたエントリーモデル。実は2in1タイプで、ヒンジのついたモニターをひっくり返してタブレットスタイルにすることができます。OSもそれ用にWin8.1でしたが、如何せんCPUがCeleron N3050と非力なうえにストレージが2.5HDDなので、タブレットとして使うのはちょっと…という動作速度です。しかも物理的に重い。容量は500GBもあるし、解像度はWXGAで十分なんですけどねえ…。
そもそもWin8.1はノートとしては使いづらいOSなのがわかっていたので、到着して即Windows10にアップグレードしてしまいました。出会って2秒で云々、というやつみたいですいません(例えもアレで二重にすいません)。で4~5日使ってみましたが、一応2コアだしInspironに比べればまあ…というところですが、やはりスリープ/休止状態からの復帰などがどうしても不満で、よくある手としてSSDへ換装することにしました。
SSD換装への障害
しかし、以前母艦デスクトップマシンのCドライブを容量の大きなものに換装した際に利用した大定番ソフト『easeUS ToDo BackUp』が、Free版だとクローン作成できなくなってしまっていました。なんということでしょう!
一応Windowsの標準であるシステムの復元機能を使えば引っ越しもできるのだが、それには外付けドライブが必要で、HDDなりがもう一つ必要で、私の手元には換装用SSDしかないため無理。ならば、特に大事なデータが入っているわけでもないし、もうクリーンインストールしたほうが早いだろうということになりました。
作業開始
16GBのUSBメモリでWindows10のインストールメディアを作成しておき、本体のカバーを外します。
ストレージの接続ケーブルやネジを外し、SSDに入れ替えます。今回はどうせローカルにファイル保存もそんなにしないだろうと、240GBのものを使用。
またカバーを付けてネジを締め、先程のインストールメディアを挿して電源ON、UEFIでUSBの優先順位を最高に変更して再起動。あとはなんも難しいことないです。Microsoftアカウント持ってればログインするだけ(多分)。
あとは即座にChromeをインストールしてGoogleにログインするだけ。奴隷しぐさです。
使用感
OneDriveは自動保存設定にすると画像をダウンロードしたりしたときにバックグラウンド処理が入り、やはり負荷が強いのでやめておきましょう。
Xubuntuと違うのはIrfanViewやVLCメディアプレイヤーがインストールできることでしょう。
あとWindowsの標準ツールの「切り取り&スケッチ」が使える(定規があるんです、これ)のもうれしいポイント。こういうとき、タッチスクリーンだと便利ですよね。
なおYoutubeやAmazonプライムビデオは余裕で再生できました。HD画質とかはちょっとラグるけど、720p60Fなら全然OK。ただBlu-rayとか再生しようとしたらメモリ4GBは辛そうなので、今度はメモリを8GBに増強してみようかな、と思ってます。
まとめ
ということでした。いやマジで皆さん、ちょっと古いPCでもSSDにすれば十分に使える可能性大ですよ。旅行とかはなかなか出かけられない昨今、自宅で出来るとても良い趣味だと思います。いきおいインターネットのお世話になる機会が増えたと思いますが、そんな中よりよい環境を求めて新品をとっかえひっかえするよりは、ゴミを増やさないということでは環境負荷的にも割といいんじゃないかなあ。ぜひやってみて欲しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿