2019年5月20日月曜日

IFTTTと外部サービスの連携を考える

これ実は別名義で公開しようと思ってたんだけど、どうもしっくり来なくて、よく考えてみたら結局webサービスの使い方ノウハウじゃん、と思ったのでこちらに記載することにしました。ちょっと長いけど。

noteを使い始めた

noteを使う事にしたんです。その経緯について。別名義で絵を描いてまして。告知や宣伝が大事なのはわかってはいるんだけど、なるべく制作に専念したい!と言う絵描きさんは多いと思います。なんと言っても制作は時間がかかりますから。と言うことで「ものぐさする」ための方法を色々考えていたのだが、やはり軸はIFTTT。この機能をうまいこと活用しつつ、手軽に発信していける環境を構築するのに、noteは使えるぞと。よくできているサービスだなと思います。じゃあnoteに書けよ…とは言いたいところだけど、乗り換えはまた手間がかかるので、まあこれまで使ってきたサービスを流用してひとまず整えたと言えるんじゃないでしょうか。折角なのでその思考をここに記しておきます。
とは言えこれはあくまで「ものぐさ」環境のためのものであり、これでアクセスが増えるとかそういったことではございません。

(以下、追記とします)

きっかけ

まず、以前からTumblrの運用に問題がありました。以下の通り。

  1. スマホアプリから「画像」で投稿してもテキスト形式になってしまう
  2. テキスト形式で投稿したとき、サイトデザインのヘッダー画像を設定していると、twitter等に流す際IFTTTが記事内の画像を拾ってくれない
  3. NSFWの扱い関係

上2つは正直致命的で、このせいでスマホから気軽に更新ということができない。twitterでは画像が設定されてないとインプレッションがガタ落ちになるのはよく知られていると思います(Facebookはブラウザでもアプリでもサムネを表示してくれるのでまだマシなんだけど)。折角母艦の画像フォルダからGoogleフォトに自動うpできるようにしてるのに、いちいち母艦デスクトップPCの前に行かなければいけないのは…家族関係や家事の都合上非常に面倒であり、端的に言って辛い。

3つめについては…まあオマケみたいな話ではあるんだけど、これでだいぶ人が減ったんすよ。もう身売りの話とかも出てますからね、Tumblr。まあね、逆に言えばバイラル効果云々とか抜きに、テンプレがたくさん用意されていてカスタマイズしやすく大きな投資も不要な都合の良いホームページ作成ツール、と割り切って使えばいいんですけども。

で、pixiv fanboxのブログ機能を使いはじめました。が、こちらも問題あり。

  1. 投稿時にシェア機能を使っても画像添付してくれない。
  2. ドメインがpixiv配下なのでRSS生成も出来ないっぽい
  3. 2よりIFTTTが使えない
  4. スマホ/タブレットからだとブログ機能を使えない

最初のは、正直なんのためにカバー画像設定してんだっつう話ですね。あと最後もPCモードにすれば使える(これはTumblrも一緒と言えば一緒)けど、Googleフォトから画像をぶち込むのにひと手間、いやふた手間くらいかかる。2については結構ショックで、ブログ形式あるんだからできるんじゃね?と思っていたんですが無理だった。色々考えてみた結果、無断転載防止のためなんでしょうか。それこそIFTTTみたいなサービス使ってRSSからまるで自分の作品みたいにSNSへ放流、とか可能ですもんね。古い話すればカオスラウンジ騒動とかありましたし、その辺神経質になってるのかも知れません。
(余談:本家pixivには投稿時にtwitter連携を許可する機能があるので、Facebookなんかに転送できるかなーと考えてみましたが、フィルタしようにも固有のタグやテキストの類が付与されていないため判定できませんでした)

では他になにか良いサービスがないか?Bloggerは?と言う声が聞こえて来そうだが、こちらもスマホアプリには問題があって、それでTumblrに乗り換えたので却下なのです。どこも一長一短で面倒だなあ…と思い出したのがnote。登録したまま2〜3記事購読して放置してたので、どうだっけ?と調べたら、RSSが設定されている。やった!しかもブラウザベースでも動作感がとても良いですね。UIが直感的な上に、androidスマホ・iPad・PCを行ったり来たりしても相互にまったく違和感がない。すごいなこれ。

使ってみた

と言うわけでnoteに落ち着きました。しかも、こちらもカバー画像を設定できるじゃないですか…って言うかfanboxが後追いのサービスなので当たり前の話か。最終的な各サービスの連携フローは、添付の画像でご確認ください。らくがきに毛が生えたような図で申し訳ありませんが…


これ見てて思うのは、実はpixivって「閉じた」サービスになってるってことなんです。さっき書いた無断転載対策ということもあろうかと思いますが、一時は「絵描きのインフラ」とまで言われたのにね。あとはスマホの普及でTwitterがこんなに一般層まで拡がったのも原因かも知れません。面白いですよね、リアルとバーチャルの関係性が変わってます。昔はリアルはオープン、ネットはクローズだと考えられていたが、今やネットこそオープン、リアルはイベントという「区切り」に集まるむしろクローズなものに見えてきます。まあこの辺は社会学者とかにじっくり論じていただきたいところですが。

まあそれはそれとして、今回の機能見直しからその各種サービスの意味合いについても考え直す機会になりました。元来こういう道具の使い方みたいなこと考えるの好きなんでしょうね…て言うか、むしろこういう「道具の使い方」考えるばかり好きで困ってしまいますね。それ使って何を伝えるのか!みたいなことを考えないとアクセスも増えませんしね…や、冒頭に書いたとおり"あくまで「ものぐさ」環境のためのもの"だったか。ま、ものぐさした分のリソースを別のところに使えばええやん、ていうか使いましょうね…コンテンツ部分にね…。

以上、おしマイケル!

0 件のコメント:

コメントを投稿